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桜島の溶岩に触れる展示を始めました

当館の鹿児島の展示エリアでは、錦江湾(鹿児島湾)に生息している生き物を展示していますが、その水槽のレイアウトの一部に桜島の溶岩を使っています。これは実際に噴火した時に出た溶岩石です。桜島の溶岩は錦江湾の地形の重要な要素で、今回その溶岩に注目した展示コーナーを水槽の横にオープンさせました。

小さな展示コーナーを新設する時にも、他の展示同様に様々な情報や準備が必要なため、桜島でいつもお世話になっている方々に協力をしていただきました。現地へ出向き、桜島の溶岩に関する情報や写真を集め、生物採集なども行いました。その後、展示造作会社との打ち合わせを何度も繰り返し、やっと1つの展示コーナーが立ち上がりました。実際に溶岩に触っていただける展示にしましたので、興味のある方は是非見に来てください。

 

桜島の海岸線は砂浜ではなく、溶岩石で埋め尽くされています。

 

20世紀最大規模の噴火と言われる大正3年の噴火の時には、高さ3mあった鳥居が埋まってしまいました。ここは桜島に行くと見ることができますよ。

 

現地では天気に恵まれたため、お世話になった溶岩屋さんの敷地からは錦江湾が綺麗に見えました。

 

敷地内は全て溶岩石の凸凹で、地球ではなく他の惑星にいるような景色でした。
大型の重機もたくさんあり、小人になった気分でした。

 

桜島にある長淵剛さんのモニュメント。これも全て溶岩で出来ています。
桜島の溶岩は、日本各地はもちろん海外からの要望もあり、庭園の岩やアーティストの作品制作などにも使われているようです。

 

今も活発に活動している火山の桜島ですが、興味がありましたら是非一度訪れてみてください。

(魚類課 中村 維紗)