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Staff Blog

  • 30年の軌跡 Vol.26

    【かいじゅうアイランド誕生】 岩田 知彦(副館長) かいじゅうアイランドは開館20周年を記念して、2009年にできました。コンセプトはアシカ類の繁殖と余生を過ごせる場所を作ることでした。ショーとは切り離した場所で繁殖に専念させられ、またショーを引退した後もゆっくりと過ごせる場所を作ることで、「ゆりかごから墓場まで」ではありませんが、持続可能なショー運営と終生飼育の責任を全うすることができると考えたのです。ただ、実際には展示としても魅力あるものにしなければなりませんので、お客様に動物を如何に近くで感じてもらえるかということに神経を注ぎました。皆で意見を出し合うのは楽しくもありましたが、時間、予算...
  • 30年の軌跡 Vol.25

    【福岡県西方沖地震の被災から復旧へ】 石井 順三郎(元 社員) 2005年3月20日午前10時53分に発生した『福岡県西方沖地震』では、水族館は震源地に近く、大きな揺れに遭いました。当時、私は施設本部長として着任直前で、水族館の施設の管理、更新を行う矢先の事でした。 状況を確認すると、水槽の水が地震の揺れで分電盤にかかり、電気設備が損傷したり、イルカ予備プールの配管が破断し水が無くなる等さまざまな被害がありました。 これだけの被害がありながら休館したのは1日だけで、暗い気持ちにならないように明るくお客様を迎えるスタッフには感謝しかありませんでした。 地震以降は被災部分をどの様に修復するかなど、...
  • 30年の軌跡 Vol.24

    【はじめての夜のすいぞくかんから現在まで】 藤丸 亜矢(運営本部 営業部 営業課 主任) 夜のすいぞくかんは2000年8月のお盆期間から始まりました。 今では多くの水族館や動物園で実施されていますが、当時は夜の魚たちが見られるのは珍しいものでした。当初は時間延長のみでしたが、お客様の要望も多かったためショーも実施することに。当時私はイルカ担当だったので、なるべく動物に負担がかからないような照明を工夫しつつ、また夜でもショーを楽しんでいただけるように練習しました。夜は昼とちがってムード満点。毎回スタッフもテンションアップで臨んでおります。 同じ水槽でも、生き物たちが見せてくれる姿は毎日ちがいます...
  • 30年の軌跡 Vol.23

    【コビレゴンドウの迷入、保護】 塚田 仁次(運営本部 海洋動物課 係長) 1999年9月23日、『糸島の海岸に10頭くらいクジラが迷い込んでいる』と水族館に連絡が入りました。大型の台風が北部九州に直撃する前日の事です。迷い込んだ原因は不明。数日後には3頭になって唐津湾に姿を現し、湾内から出ていく気配もなく、衰弱して来ました。唐津市からの依頼で10月21日に多くの方に見守られながら2頭のコビレゴンドウを保護しました。 血液検査から2頭とも脱水、オスは感染症の疑い、メスは筋肉系へのダメージがあることが分かりました。 当館では初めての飼育種。分からない事ばかりでしたが、治療により2頭とも搬入5日目に...
  • 2頭のバンドウイルカの赤ちゃんが産まれました!

    平成30年10月18日午前0時33分にバンドウイルカの「チョコ」、平成30年11月8日午後4時19分にバンドウイルカの「ハッピー」が出産し、めでたくベビーラッシュとなりました!どちらとも約1時間のスピード出産で、2頭とも元気に成長しています。  チョコとハッピーの赤ちゃんの写真です! こうして見ると、2頭の赤ちゃんの顔が、それぞれのお母さんの顔に似ているのが分かると思います。どちらもとっても可愛い顔をしていますね。 チョコの子ども   ハッピーの子ども   今では2頭ともお母さんに寄り添って気持ち良さそうに泳いでいますが、最初から上手に泳げたわけではありません。生まれた...
  • 30年の軌跡 Vol.22

    【日本初!!カワゴンドウの飼育】 岩田 陽子(元 社員) 日本初の飼育となる2頭のカワゴンドウはタイからやってきました。トラックと飛行機の長時間の移動で心配でしたが、無事到着し最初の餌を食べてくれた時は本当に嬉しかったです。 唯一ハプニングといえば雌雄と聞いていたのが雄と雄だったという事ぐらいで、2頭は順調に日本の生活に慣れてくれました。様々な点で他のイルカと異なり驚きと発見の連続。天井まで水を吹き上げて遊んだり、寄り添ってきたり。可愛くて不思議な魅力を持ったイルカ達でした。
  • 30年の軌跡 Vol.21

    【アクアライブショーの思い出】 折居 巧(運営本部 魚類課 副長) 「こんにちは~!皆さ~ん!私の声は聞こえていますか~?」 平成7年4月のグランドオープンに向けて三日三晩寝ずの作業を行うなど多忙を極めたさ中、セリフ合わせを行っていました。それが「アクアライブショー」です。 グランドオープン時の目玉水槽『パノラマ大水槽』で生活している魚を、水中カメラを持ち、水中で会話できる装置を身に着けたダイバーが、水槽前の司会の解説員と会話型式で紹介するショーイベントです。もう皆さんはおなじみかもしれませんが、当時としては画期的なイベントで全国的に見ても例がありません。そのため、誰も見た事ない、聞いた事ない...
  • 元日に向けて

    元日に向けて   突然ですが、元日ってお休みの商業施設も多いですよね…。 家族、親せきそろってどこかにお出かけしたいなぁ…そんな元日にはぜひマリンワールドへ! マリンワールド海の中道は元日も休まず営業します! そしてその日は、先着200名様限定空くじなしの福引大会を実施いたします!   現在11月。元日はまだ少し先ですが、福引イベント担当スタッフたちは景品などの準備をすでに行っているんです。   福引の景品の中には様々なグッズを準備していますが、私のおすすめは魚類課ダイバーたちが水槽の中からコツコツ拾い集めた「外洋大水槽のサメの歯コレクション」です!! 外洋大水槽には15種類50匹...
  • 30年の軌跡 Vol.20

    【教育研究活動室誕生】 岩田 知彦(副館長) 平成7年のグランドオープンの時には、さまざまな新しい取り組みがありましたが、「教育研究活動室」もその一つです。それまで、飼育の部署で個別に行われてきた教育活動、研究活動の窓口として誕生しましたが、日本の水族館ではそのような部署の前例はなく、手探り状態でした。私自身も当初魚類課の飼育係と兼任していたため、走り回っていたように記憶しています。 教育研究活動室のメンバーは管理職である室長と5人の女性解説員に私という構成で、当初解説員が行うアクアライブショーとマリンサイエンスラボを軌道に乗せることが重要な仕事でした。どちらのショーも日本で初めての取組で、前...
  • 30年の軌跡 Vol.19

    【教育研究活動室・解説員スタート】 鈴木 淳子(運営本部 企画室 学習交流課) 平成7年3月下旬、4月7日のⅡ期オープンに向けて新しく採用された30数名の営業スタッフの研修の中に私はいました。この中から4名とベテラン飼育係から1名の計5名が「教育研究活動室」という部署でダイバーショーやサイエンスショー、展示解説を担当する「解説員」として仕事をすることになりました。 ですが残された時間はすでにあと20日ほどで、発声練習、ショーの練習、館内の水槽生物の勉強にあけくれました。 グランドオープンは想像を絶するお客様の多さにとても緊張しましたが、無事ショーデビューでき嬉しかったです。以来、約21年間、ダ...