さて、3月のスタッフブログでハナビラクマノミの赤ちゃんたちのことを紹介したのを覚えていますか?
(初耳な方は2024.3.11のブログをご覧ください)
その後のことが気になっていた方もいるのではないでしょうか?
…というより、どちらかというと今回私はどうしても可愛い我が子たち(ではないけどそれぐらいの気持ち)をご紹介したかったのです!
最初のうちは多くが死んでしまっていたのですが、餌のあげ方や水換えの方法などを試行錯誤し、担当スタッフで1日2回の水換えや餌やりをこまめに行いました。
ちゃんと餌を食べれているか、水質は悪くなってないか毎日気が気じゃありませんでしたが、今では1.5~2㎝近くに成長した100匹以上が順調に成長しています。
産まれたばかりは黒っぽい色をしていますが、2週間ほど経つと親と同じサーモンピンク色になり、ハナビラクマノミの特徴である白いラインも出てきます。
ある程度成長したところで稚魚達の水槽にシライトイソギンチャクを入れてみたところ、最初は初めて見るイソギンチャクに戸惑っていた稚魚達も徐々に中に入っていき、今ではなんだか大人と同じような貫禄でイソギンチャクと暮らしています。
最近は人工餌料も食べるようになりすくすく成長中です!
(一部は期間限定で展示水槽にて展示中です)
これからも育ての親として我が子たちを見守っていきたいと思います。
魚類課 前田瑠美