3年前、お隣の海の中道海浜公園の「環境共生の森」というエリアに田んぼを作りました。
…え?
水族館なのになぜ田んぼ?
水族館には「保全」という役割もあり、あまり目立ちはしませんが希少な生物の保全活動も行っています。
その一環として水田を作って、そこで絶滅危惧種の生息域外保全活動を始めました。
詳しい活動内容は3階「阿蘇・水の森」の手前にカヌーと一緒にパネルをいくつか展示していますので、興味のある方はぜひご覧ください!
そんな田んぼですが、できたばかりの時はこんな感じでした。
ショベルカーを使って掘削しました!
秋には立派なお米がたくさん実りました!
手作業で刈った後はもちろん美味しくいただきました♪
ところが田んぼを作って2年目の夏のこと。
植えた稲はしっかり成長しているかな?と確認に行くと…
あれれれれれ!?!?
稲が何者かによってちょん切られていたのです。
お世話になっている専門家さん曰く「おそらくアメリカザリガニの仕業でしょう。」
こんなことがあり、残念ながら2年目は収穫ゼロでした。
あの出来事からあっという間に1年近く経ち、今年も田植えの時期が近づいてきました。
今年こそは美味しいお米を食べたいなあ(塩おむすびがいいな)と思いながら、田植えに向けて準備を進めていきます。
魚類課 明石 夏澄