4月30日に誕生して1週間が経ちました。
目立った変化は見られませんが、大きさは1.5倍程になり、傘の中央にある触腕(クラゲの足に見える所)が大きくなっているようです。
まだ何クラゲかはピンともこないですね(;^ω^)
今回はどうやってこの赤ちゃん「エフィラ」になったのか、簡単に紹介します。
水槽内で目に見える最初のクラゲの形は「ポリプ」と呼ばれます。
このポリプは無性生殖で増殖していき、種類によってはガラス全部を覆うほど増えることもあります。
この後、水温変化でポリプから花びらが重なったような「ストロビラ」へと変わります。
これが1枚ずつ剥がれていき、今回の赤ちゃん「エフィラ」が誕生します。
色んな形態を経て皆さんが目にするクラゲへと変わっていきます。クラゲって不思議ですよね?
さて、来週はどんな成長が見られるでしょうか。私も楽しみです!
魚類課 山口 絢子