今年は長めの梅雨でしたが、明けると連日の猛暑は怖いですね。
暑い暑い夏は有明海最大のクラゲ「アリアケビゼンクラゲ」の漁期です。
中華料理の高級食材にもなるアリアケビゼンクラゲは7月から8月漁の最盛期を迎えます。
当館では2017年から展示を開始し、今年も佐賀県鹿島の漁師さん協力のもと7月25日に採集することができました。
今回の1匹は最大級で大きさは直径50センチ超え、重さ10キロ以上でした。
2m以上高さがあるトラックの水槽からの積み下ろしは腰が危なかったです・・・・。
トラックの水槽に入ったアリアケビゼンクラゲ
九州のクラゲ展示において唯一無二の迫力あるクラゲです。
アリアケビゼンクラゲの展示を振り返ってみると、2020年は雨の影響で個体の状態悪く1週間ほどで終了。
2021年、2022年は25日間の展示でした。
今年もできるだけ多くの皆様に見ていただきたいですが、すでに十分成長した成体のため、寿命を迎え早期に展示終了する場合がありますので、お問い合わせの上ご来館ください。
バックヤードから
展示水槽を泳ぐアリアケビゼンクラゲ
魚類課 鈴木 泰也