【福岡県西方沖地震の被災から復旧へ】
石井 順三郎(元 社員)
2005年3月20日午前10時53分に発生した『福岡県西方沖地震』では、水族館は震源地に近く、大きな揺れに遭いました。当時、私は施設本部長として着任直前で、水族館の施設の管理、更新を行う矢先の事でした。
状況を確認すると、水槽の水が地震の揺れで分電盤にかかり、電気設備が損傷したり、イルカ予備プールの配管が破断し水が無くなる等さまざまな被害がありました。
これだけの被害がありながら休館したのは1日だけで、暗い気持ちにならないように明るくお客様を迎えるスタッフには感謝しかありませんでした。
地震以降は被災部分をどの様に修復するかなど、頭を悩ませる毎日で、関係各位の協力と努力で営業を続けながら2年間かけて復旧工事は終了しました。
今思うと良く2年で復旧できたなと感じています。