みなさんこんにちは!
昨年10月に魚類課から海洋動物課のイルカチームに移動してきました、明石です。
今回は、イルカショー中に少しほっこり(?)した、ほんの数秒間のエピソードをご紹介したいと思います。
今年の春、バンドウイルカのミロ・なつコンビと一緒にショーに出ていた時の出来事です。
ジャンプを終えて、私の目の前に戻ってきたなつの噴気孔※に何かがくっついているのに気がつきました。
よく見るとそこにいたのはテントウムシでした。
(※噴気孔…鼻。呼吸をするための穴で、頭の上にあります。)
この頃の私は、このコンビとショーデビューしてからあまり時間が経っておらず、ショーの時間が来るたびに毎回緊張していましたが、そんな緊張が少し緩んだのを覚えています。
でも…テントウムシ…そこに居たらプールに沈んでしまうねぇ…
テントウムシの心配をしていたその時、なつが呼吸をしました。
イルカたちが呼吸をする時は、かなり勢いよく呼気を吐き出します。
テントウムシはなつの呼吸によってどこかへ勢いよく飛ばされていきました。
なつは自分の噴気孔に虫が付いていることなどもちろん知らず、のほほ~んといつも通りの表情をしていました!
果たしてこれがめでたしめでたしなのかは分かりませんし、しょうもない出来事かもしれませんが、どうしても誰かに伝えたかったのでこちらでほっこりのお裾分けでした(^^)
海洋動物課 明石 夏澄