「ハルがショープールにでている!」
「!!!!!!!」
マリンワールドで2018年に誕生し、3歳を過ぎたバンドウイルカ”ハル”は、生まれた時からずっとショープールの横にある予備のAプールで過ごしてきました。
母親イルカから乳離れもし、ショーデビューに向けて、Aプールとショープールを繋ぐ水中トンネル(水門)を通り抜ける練習もしていましたが、ハルにとっては通り抜けたことのない水門、その先には行ったことのないショープール・・・
躊躇しているのか、水門の中まで入ることはできても、通り抜けることはなかなかできませんでした。
そんな中、少しでも水門に慣れてもらうために、普段は閉めている水門のゲートを、夜間も開けたままにして、様子を見ていました。
すると、ある日の朝、ショープールにハルがいるではありませんか!
おそらく、周りにいるイルカたちと一緒に勢いに乗って出てしまったのでしょう。
今では、Aプールからショープールへ、また、ショープールからAプールへ、スムーズに水門を移動することが出来るようになりました!
・・・ということは!?
タイミングが合えば、ショーに出ているハルの姿をご覧いただけるかもしれませんね!
現在マリンワールドでは、「推し活アクアリウム」というイベントを開催しており、それにちなんだ内容のイルカショーになっています。
水族館でも、あなたにとっての”推し”をぜひ見つけてみてくださいね!
まだ子どもらしさが垣間見える中、少しずつ一人前になってきています!
海洋動物課 イルカチーム 八木 歩美