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Staff Blog

  • 30年の軌跡 Vol.18

    【Ⅱ期グランドオープン イルカショーの思い出】 上野 成人(業務本部 総務部 総務課) 平成6年11月24日から約5ヶ月の間、Ⅱ期グランドオープン工事の為当館は、休館をしていました。休館とはいえイルカたちの管理をしなければなりません。建物や大水槽の工事の影響で、大きな音や振動など頻繁にしていました。イルカたちは、大きな音にびっくりしたり、時にはパニックを起こし壁などに衝突してしまうこともあるんです。充分に注意観察が必要で大変神経を使った記憶があります。 平成7年4月16日グランドオープンが近くなるとイルカたちの新ショーの訓練など忙しくなりました。イルカたちの頑張りもあり、無事にグランドオープン...
  • 30年の軌跡 Vol.17

    【Ⅱ期オープン前の鹿児島県笠沙町でのシュモクザメの収集】 大西 拓(運営本部 企画室 学習交流課 係長)   魚類課配属1ヶ月で笠沙に赴任。毎朝、定置網の船に乗り込み、図鑑でしか見たこと無い生物に興奮しながら様々な魚を集めました。 けれども、ひときわ目立つT字形のシュモクザメには先輩達は手を出さない・・。 「なんで?」と聞くと、生かすことができないとのこと。 ならば「やってやろう!!」と、飼育経験のある他館に聞いて、陸上生簀で飼育するも上手くいかない。 原因は、担架での移動時にサメの首が折れ曲がることや、壁で眼を擦ることにあると考えた。そこで船からの移動が手短で、サメが付着物で網を認識しやすい...
  • “タナゴ”をご存知ですか?

    当館3階の「水の森」という淡水生物ゾーンでは、11月頃からタナゴの展示を予定しています。それに向けて、先日タナゴ釣り採集に行ってきました。 タナゴの仲間は大きな川ではなく、細くて流れの緩やかな水路等で生活をしています。道具は2m弱の短い竿と簡単な仕掛け、餌には卵の黄身を練ったものを使いました。準備ができたら、いざ!釣りスタート! タナゴはとても小さな魚なので、ググッと引くことはありません。 (たまにオイカワやカワムツがかかり、スンっと浮きが沈むこともあります。) 小さな浮きをじっと見つめ、ちょっとした動きがあればサッと竿を上げます。そして、釣り上げるタイミングがばっちり合えば綺麗なタナゴとご対...
  • 30年の軌跡 Vol.16

    【笠沙町での常駐、生物収集の思い出】 松永森三(運営本部 海洋動物課) Ⅱ期オープン当時、パノラマ大水槽における半数以上の生物は、鹿児島県の西方に位置する笠沙町の海からきたものです。 その生き物は笠沙漁協の協力により平成5年から生簀を借りて、生物の備蓄を開始しました。 私が赴任したのは、魚類課の中では遅く平成6年の春からでした。 私が赴任する前、当時の職員たちは皆若く血気盛ん。しかも住み込みで24時間顔をあわせての仕事。採集方法や取り扱いかた、採集した生物の備蓄方法など、猛烈なほどの強い口調で熱い議論が頻繁に起きる状況でした。 そのことを耳にしていたので、正直常駐は「大変だな」と本音では思って...
  • 30年の軌跡 Vol.15

    【Ⅱ期オープン!!セントラルショップの思い出】 渋田 七重(業務本部 総務部 総務課) マナー・声出し・機械操作研修。 平成7年4月16日オープンまで研修の日々、あっと言う間でした(泣いたり笑ったり)。 いざ!!オープン日、館外は見たことのない長―い行列、最後尾が見えない。ドキドキしながらお客様を迎え、途中レジが動かなくなりアタフタ。大変お待たせしてしまったお客様が最後に「ありがとう。頑張ってね。」と声を掛けていただけました。その言葉でフーッと緊張が取れました。 ショップは閉館まで行列が絶えない状態。棚に商品を並べた瞬間になくなり、すぐに棚は空っぽ。がむしゃらに補充などしていた記憶があります。...
  • カナヘイとアニマルオールスターズのコラボ商品を期間数量限定で入荷!

    好評開催中のイベント『アニマルオールスターズ』と大人気のカナヘイのコラボ商品が発売になりました。   缶ミラー2種類とクリアファイル1種類です。 特別展で展示している生物たちがとっても可愛く、そして面白く描かれています。 こちらの商品は2Fショップ『シーフォレスト』で期間数量限定で販売中です。 無くなり次第終了ですので、是非お早めにお越し下さい。   その他にも、カナヘイの水族館限定グッズを多数取り揃えております。 マリンワールド海の中道にお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。   営業部 中園  
  • 30年の軌跡 Vol.14

    【青い瞳】 新 俊明(前 社長) マリンワールドのグランドオープンは総務部長として、リニューアルオープンは社長として関わったのですが、残念なことと言えば二回ともオープン時にはマリンを去っていたことです。 初めてマリンに出向いた時いまの建物の左半分しかなく鉄筋丸出し、草ぼうぼうの水族館でした。我々の準備も整い全員一丸となってグランドオープンへむけ取り組んだのですが、この時の皆の瞳が青く澄んでおりこの子たちがいるならば日本を代表する水族館誕生は間違いないと確信しました。その気持ちは今も変わりません、これからも。 来年30年を迎えるのですね・・・青い瞳に乾杯! 《Ⅱ期グランドオープンセレモニー》
  • 30年の軌跡 Vol.13

    【国内初公開の大型のサメ・シロワニの輸送】 三宅 基裕(運営本部  営業部 営業担当) 平成7年の増築オープン計画の中で、目玉の一つとして1400㎥の大水槽新設がありました。当時はこれほど大きい魚類展示水槽を持っている水族館は全国でも数えるほどしかありませんでした。そしてここに、国内で初公開の大型のサメ「シロワニ」を展示することになったのです。 当時、私は魚類飼育担当で、オーストラリアのオーシャンワールド(水族館)からのサメ輸送隊の一員として派遣されました。この水族館では、以前からシロワニを飼育しており、当館の増築オープンに向け、シロワニ2個体の他、10種のサメ・エイを提供していただけることに...
  • 30年の軌跡 Vol.12

    【世紀の大発見に立ち会った一日】 森 徹(元 展示部 魚類課課長) 世界で7番目、メスとしては初記録の全長471㎝、体重790㎏のメガマウスザメが1994年11月29日発見されました。Ⅱ期オープンを控えた当時は、全国から運ばれてくる生物を収容し、新しい水槽の管理に追われる日々でした。 あの日も朝の点検を終え、一息ついた頃、一本の電話が鳴りました。「海岸に大きな動物が打ちあがっている。」「黒い鯨のような鮫のような動物。」「大きさは4~5mくらい。」私は職員を連れて現場に向かいました。 広大な干潟の彼方に、すぐに黒い影を確認し、遠くからでも大きく頭が丸いことが判ります。「おお!メガマウスだあ!」発...
  • 30年の軌跡 Vol.11

    【Ⅱ期工事への思い】 高田 浩二(前館長) マリンワールド海の中道は、平成元年に当初計画の左側半分でオープンしました。そもそもこの水族館は、白亜の貝殻をモチーフにした建築家「磯崎新」の作品で、完成すると美しい扇形の建物になることになっていました。このため、残る右側を構築する仕事がさっそく平成2年から始まりました。 私は、昭和63年採用のⅠ期入社ですが、この時は既に左半分の実施設計が出来上がっていため大幅な変更修正が間に合わず、飼育面や入館者への利便など、主に管理運営面に課題が山積していました。このため、Ⅱ期工事では、より使い勝手がよくまた時代のニーズに即した完成度の高い水族館にするために、Ⅰ期...